平成27年6月県議会 議事録

○中村 実君 

船橋から参りました中村実と申します。登壇して質問を行う機会を与えていただきましたことに、まずは厚く御礼を申し上げます。そして新人ですが、どうか今後お見知りおきのほど、よろしくお願いを申し上げます。(拍手)ありがとうございます。大変緊張いたしておりますが、項目ごとに簡潔に質問をいたします。
 なお、今回の質疑を受けまして、次の定例会において掘り下げた質問を行っていきたいと思います。

 まず、拉致問題啓発事業について質問いたします。
 これまでに行ってきた啓発事業を知るところでありますが、今年度はどのような啓発活動を行うのか、回答を願います。

 続きまして、動物愛護について質問をいたします。
 先番の公明党さんの代表質問の中で、教育現場での啓発の意義が非常に大きいと指摘をされておられました。私も、かねがねそのように思います。
 先日、書店で課題図書というものをちょっと立ち読みしておりました。私も読書感想文ですとか課題図書といったものとは余り縁がなかったんですが、小学校の低学年の課題図書、そして高学年の課題図書をひもといておりまして、こういうきっかけがあれば、子供にとっても考える非常にいい機会なのではないかと思いまして、子供たちの読書感想文を9月になったら読んでみたいなと思っておりました。

 犬、そして猫の引き取りについて質問をいたします。
 動物愛護センター及び保健所において、飼い主からの引き取りを行う事例がありますが、その際の考え方について回答を願います。
 それと、いわゆる引き取りについてでありますが、引き取りを減らすためにどのような取り組みを行っているのか。こちらについても回答いただきたいと思います。
 先日、第47回県政に関する世論調査の活用についてという資料をいただきました。その(3)の中で「動物愛護管理について」とあります。この中で県の施策の方向性というのは示されているんですが、さまざまな啓発の機会といったもの。大人に対しても、まだこれからやっていかなければいけない部分といったものが多くあると思いますが、やはり児童生徒の段階から考える機会を与えていくということ、提供していくこともとても大事なことだと思いますので、こちらについて私も常々念じているところでありました。

 続きまして、教科書採択について質問いたします。県の教育委員会の考え方についてお尋ねいたします。
 ことしの8月には中学校の歴史教科書、公民の教科書も採択がされていきます。とても大事なことでありますが、この採択に至る9月までは、これ、聞いてもなかなか教えていただけない。市町村の教育委員会に対して指導、助言という名のもとで資料も提供されていたりすると思います。その中身についても知りたいところでありますが、9月になりましたら、その中身を検証してまた質疑を行いたいと思いますが、県の教育委員会の教科書採択に関する方向性を知るに当たりまして、直近の採択であります、昨年度に行われました小学校の教科書採択に関連して質問いたしたいと思います。
 教育基本法の考え方について、どのような指導、助言を行ったのか、回答を願います。
 それと教科書採択について関連いたしますが、今年度、実教出版高校日本史A、高校日本史Bを使用している県立高校10校に対して、県教育委員会はこれまでどのような指導を行ってきたのか。また、今後どのような指導をしていくのか、回答を願います。

 続きまして、男女混合名簿について質問いたします。
 平成13年に男女混合名簿の推進を含むジェンダーフリーを推し進める通知が教育長から出されました。通知後の男女混合名簿の使用状況はどう変わったかについて回答を願います。
 それと土曜授業についてでありますが、こちら、実はこれまでいろいろ議論を重ねてきた中で、今回質疑を行いまして答弁を求めるのはちょっと早いかなという気がいたしております。つきましては、私の思うところといいましょうか、要望を申し上げたいと思っております。

 平成25年の11月29日に学校教育法施行規則の一部改正がありまして、地方公共団体の教育委員会の判断で実施も可能となりました。土曜日の過ごし方の変化、そして多様化にも配慮しながら、教育活動のさらなる充実に取り組むことが大切であると思います。

 本県では、現在、小・中学校では野田市が、高等学校では県立船橋高校と千葉女子高校とで土曜授業を実施しております。また、鹿児島県での全県を挙げての土曜授業につきましては、これはよく知られるところであります。やはり土曜授業につきましても、その効果や課題について検証しなければなりません。

私は、県内でも土曜授業の機運が高まることを期待しております。県教育委員会においては、既に土曜授業を実施している鹿児島県など、他県の取り組み事例を参考にしながら、土曜授業を実施、あるいは推進しようとしている市町村教育委員会や県立学校に対して必要な情報の提供や相談などを行い、積極的に支援していただくことを要望いたします。
 以上で1問を終わります。
   

○知事(森田健作君) 

自民党の中村実議員の御質問にお答えします。
 県では拉致問題に関し、今年度、どのような啓発活動を行うのかとの御質問でございます。北朝鮮による拉致問題は、我が国の主権及び国民の生命と安全にかかわる重大な問題かつ決して許すことのできない行為であります。拉致被害者の御家族も御高齢になっている中、全ての拉致被害者が一日も早く帰国できるよう、我が国の総力を挙げて最大限の努力を尽くしていかなければならないと強く思っているところでございます。私も知事就任以来、北朝鮮に向けた短波放送「しおかぜ」で拉致被害者の方々に向けて呼びかけるとともに、全国知事会を通じた要望を行うなど、さまざまな機会を捉えてこの問題の早期解決を訴えてきたところでございます。より多くの県民の皆様に拉致問題の重大さを認識していただくため、今年度も新聞、テレビ等の各種広報媒体による啓発を行うとともに、横田めぐみさんを中心に描いた映画「めぐみ」の上映会を開催することとしております。
 私からは以上でございます。他の問題につきましては担当部局長からお答えいたします。

○議長(本間 進君) 

保健医療担当部長古元重和君。
    (説明者古元重和君登壇)

○説明者(古元重和君) 

私からは動物愛護についての2問につきましてお答えさせていただきます。
 まず初めに、犬、猫の飼い主からの引き取りについての県の認識についてでございます。飼い主には、動物の寿命や習性などに関する正しい知識、そして愛情と責任を持って最後まで飼い続けていただきたいと考えております。そのため県では、従来より学校や子供会など地域に出向き、動物愛護教室を開催するなどの取り組みを行うとともに、本年4月1日に施行された千葉県動物の愛護及び管理に関する条例において、飼い主に終生飼養を求める規定などを盛り込みました。
 続きまして、引き取り数を減らすためにどのような取り組みを行っているのかとの御質問でございます。県では、これまで引き取り場所を減らすとともに有料化に取り組み、さらに平成23年度からは、引き取りを依頼する飼い主に対して2週間の相談期間を設けて、終生飼養の指導、助言や新たな飼い主探しの支援などを実施しております。このような取り組みの結果、平成22年度に3,107頭あった飼い主からの引き取り数は、平成26年度は758頭と約75%減少しております。今後ともこれらの取り組みに合わせて、犬、猫を飼おうとする方に対して、将来にわたり適正に飼養ができることを十分に検討するよう普及啓発に努めてまいります。
 私からは以上でございます。

○議長(本間 進君) 

教育長内藤敏也君。
    (説明者内藤敏也君登壇)

○説明者(内藤敏也君) 

私からは教科書採択についての2問と男女混合名簿についての1問についてお答えいたします。
 昨年度行われた小学校の教科書採択において、教育基本法の考え方について、どのような指導、助言を行ったのかとの御質問でございますが、県教育委員会では、教育基本法の趣旨を実現する上でふさわしい教科書を適正かつ公正に採択するよう市町村教育委員会等に通知するとともに、担当者会議を通じて指導、助言を行いました。
 実教出版高校日本史A、高校日本史Bを使用している10校に対しての指導に関する御質問ですが、当該教科書を選定した10校については、昨年度、選定理由の資料として指導計画の追加提出を求めるとともにヒアリングを行い、学習指導要領に基づく指導が確実に行われるかどうか確認しました。また、本年4月、この計画に基づき、本年度の授業が適切に実施されたかどうかを管理職が確認し、報告すること等を求めました。今後も当該教科書の使用に際して、各学校において学習指導要領の趣旨を踏まえた指導が確実に行われるよう、引き続き丁寧に指導してまいります。
 男女混合名簿について、平成13年の通知後の使用状況はどうかとの御質問ですが、男女混合名簿の積極的な導入を通知する前の平成13年度の県内公立学校の使用状況と平成14年度とを比較しますと、小学校は6.6%から76.1%に、中学校は2.7%から54.4%に、高等学校は30.3%から78.7%になりました。なお、直近の平成25年度の使用状況は、小学校73.4%、中学校44.9%、高等学校95.2%となっております。
 私からは以上でございます。

○議長(本間 進君) 

中村実君。

○中村 実君 再質問を行います。御答弁ありがとうございました。
 拉致問題に関する啓発活動として、平成22年度及び23年度に一日も早く拉致被害者を救出する!国民大集会in千葉を県が中心となって開催しましたが、今後、同様の事業を行う考えがあるかについて回答をお願いします。

 それと教科書採択についてでありますが、確かに10校から選定理由の追加提出を求めたといういきさつがありました。ただ、私、非常に問題だと思うのは、管理職が授業の内容についても点検、チェックを行うということは、これは当然のことだと思うんですが、選定理由の追加提出、ある高校の場合ですと、項目をアジア太平洋戦争における戦死者数に関する資料とあるんです。これは、大東亜戦争のことをわざわざアジア太平洋戦争というような、こういう資料を提出してきた中で、社会科の部会の先生方の意向といったものが大体察するところであるんですが、こういう先生方に教わる子供は非常に不幸だと思うんです。やはり歴史の事実というものを教わる機会を逃してしまう。これは教育委員会としても、厳重な指導を引き続き行っていただきたいと思います。

 それと男女混合名簿についてでありますが、平成19年の通知では校長等の判断によるものとされています。平成13年の通知は平成22年に廃止をされています。これらの通知の趣旨は十分に学校現場に伝わっているのか、これは甚だ疑問であります。伝わっているのか、回答を願います。
 以上で2問を終わります。

○議長(本間 進君) 

知事森田健作君。

○知事(森田健作君)

 拉致問題の啓発活動についての御質問でございます。
 県では、映画「めぐみ」の上映を今年度、県内2カ所から3カ所にふやすなど、拉致問題の重大さを一人でも多くの県民の皆様に認識していただくよう取り組んでいるところでございます。今後も事業効果を勘案し、より効果的な啓発活動を検討してまいりたい、そのように思っています。中村議員は市会議員のころから、この拉致問題に積極的に、そして本当に情熱的に一生懸命頑張ってきておりました。それは私自身も認識しております。県としても、これからも一生懸命取り組んでまいりたい、そのように思っています。

○議長(本間 進君) 

教育長内藤敏也君。

○説明者(内藤敏也君) 

男女混合名簿について、平成19年、22年の通知の趣旨は十分に学校現場に伝わっているのかとの御質問にお答えいたします。
 学校における名簿の取り扱いにつきましては、平成19年3月に各市町村教育委員会及び県立学校長に対し、各市町村教育委員会や校長が必要に応じて適切に判断するものとすると通知したところでございます。また、平成22年5月に、平成13年通知の廃止について通知するとともに、各種会議等で指導、説明を行ったところでございます。県教育委員会では、今後、これらの通知の趣旨を改めて周知するとともに実態把握を行ってまいります。
 以上でございます。

○議長(本間 進君) 

中村実君。

○中村 実君 

御答弁ありがとうございました。
 男女混合名簿についてでありますが、ジェンダーフリー思想という、まさにこれは革命思想であります。革命思想に基づいて、学校を革命実験工場にしているんじゃないかと私は常々思っていたんです。船橋でも、学校で男女混合名簿に一斉に切りかわっていく。この通知がもとでどのように動いていくかということを私もずっと目の当たりにしてきました。だからこそ、平成22年の通知の趣旨が周知徹底されるよう、通知廃止後の調査をぜひやっていただきたい。
 これを要望いたしまして質問は終わります。以上です。

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