読売新聞(千葉版) 平成15年3月20日 焦点03統一地方選 新人

焦点 03統一地方選 新人

塾で選挙の戦い方習う

若い力の活用も政策に

 

「ビラを受け取った人が手を切るといけない。二つ折りにして渡すほうが親切だ」。15日のJR津田沼駅前。小雨の中で傘もささず、指導役の塾長(35)は、千葉市議選に新人として立候補する予定の男性(32)に声をかけた。

男性は昨年10月、選挙の戦い方を伝授する「若者政治家養成塾・千葉塾」に入塾。演説方法から公職選挙法の細部まで選挙に必要なあらゆることを学んできた。この日は、買い物客などでにぎわう駅頭での選挙演説の実習だ。

「いまの政治はおかしい。財政が厳しいのに、さらに新しいハコ物(公共施設)を作るなんて」。素朴な疑問が、男性を政治の世界に走らせた。

当選に必要とされる「地盤、看板、かばん」は当然ない。塾長も同じだったが、前回(1999年)の船橋市議選で初当選した。「議会は、市執行部の提案に何でもイエスという雰囲気だ。これに異を唱えただけで、自分は異端児扱いされた。でも議会内に我々のような人間が増えれば、政治が特殊なこととは思われなくなる」。塾長は議員1期目の4年間を振り返って言う。

 

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毎日新聞(千葉版) 平成15年2月11日 「議員のお仕事」03年統一地方選

「議員のお仕事」03年統一地方選

一般質問

権利手放す「有力者」たち

一般質問が行われる議長席前の演壇。ここに立たない議員は少なくない・・・・・・

 

東葛地域のある市議(35)は、議員活動の中でも一般質問を極めて重要なものと位置づける。「議員に与えられた最大の権利。市民の要望や意見を考え、行政に正す最良の手段だ。」      

同市議の平均的な1日は―午前5時半、まだ夜の明けきらぬうちから、自分の名前が書かれた旗を車に積み込み、駅前などに向かう。有権者に顔と名前を覚えてもらう朝の街頭活動だ。その後市役所へ行き、夕方まで庁内回り。各課で、支持者からの要望などを伝える。夜は勉強会や支持者宅の訪問。あっという間に1日が終わる。

議会前になるとさらに忙しさは増す。手紙やメールの整理、行政からの議案を精査し、一般質問のための勉強を欠かさない。作業は深夜に及ぶ。

同議員はこれを「普通」と表現するが、実態はそうでもないようだ。毎日新聞が県と80市町村議会事務局を対象に行ったアンケートでは、何年間も一般質問を行っていない議員のいる自治体が計27に上った。その理由は「議会がセレモニー化しているから」「一般質問は選挙対策に過ぎない」と様々だ。

 

多選を重ねて「まちの有力者」に成り上がり、一般質問と縁遠くなった議員。一般質問をしないことで市職員に感謝される議員。こうした議員があふれる地方議会の実情について「普通」の議員はこう語る。「良い議員か悪い議員かは、有権者が決めること。自分の目で確かめてほしい」

 

「ある市議」とは・・・

 

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毎日新聞(京葉版) 平成15年1月7日 統一地方選の政治家養成塾

若い世代対象に「短期集中講座」

統一地方選の政治家養成塾

「若者政治家養成塾」の千葉塾長の中村実・船橋市議は6日、県庁で記者会見し、4月の統一地方選に県内の市町村から首長・議員選に出ようとしている若い世代を対象に「短期集中講座」を開催することを明らかにした。

「若者政治家養成塾」は中根一幸・元埼玉県鴻巣市議を代表に昨年10月、一都六県からの受講生41人でスタート。県内の受講生は途中から加わった一人も含め二人。中村市議は「いまからでも間に合う。千葉からものろしをあげていきたい」と話している。

 

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