産経新聞 平成14年12月11日 船橋市の北朝鮮乾パン支援

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船橋市の北朝鮮乾パン支援

議論の末 人道的見地で実施

市議会で助役弁明 「今後は慎重に対応」

市職員「元市議の紹介だから了承」

 

「時期が時期だけに議論はあったが、最終的には人道的見地で支援物資を北朝鮮に送った」

日朝首脳会談後の十月、船橋市が民間団体「朝鮮女性と連帯する日本婦人連絡会」(小川ルミ子事務局長)を通じて北朝鮮に同市の備蓄用乾パン5120食分を支援食糧として北朝鮮に送った問題で、同市の平丸蔵男助役は10日の市議会でこう弁明した。

 

食糧支援は、中村実市議(ふなばし21)の一般質問で明らかになった。中村氏は、乾パンが送られた事実を指摘したうえで、「どのような意思判断が行われたのか」とただした。

中村氏は「飢餓状態にある人々まで食糧が行き渡らないことくらい新聞を読めばわかるはず」と厳しく指摘。これに対し、平丸蔵男助役は「今後は配送ルートの確認も含め、慎重に対応する」と述べた。また特定政党の関与について質問されると、平丸助役は「関与はない」と否定した。

しかし同市が北朝鮮に食料を送る際の仲介役の民間団体「朝鮮女性と連帯する日本婦人連絡会」の関連団体「日朝交流の会西部地区」の木村久子代表は社民党の元同市議であり、同市職員は「元市議さんの紹介の団体だから市も支援を了承した」と証言。特定政党の働きかけをうかがわせた。

 

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